映画レビュー 2024/03
映画レビュー2024/03
邦題 | 哀れなるものたち |
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監督 | ヨルゴス・ランティモス |
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製作年 | 2023 |
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製作国 | イギリス |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/99481/ |
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鑑賞日 | 2024/03/10 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | |
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上映形態 | |
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個人的評価 | ★★★☆☆ |
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おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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コメント | 最近流行りのダークファンタジー。エマ・ストーンは幼児からいつの間にか成長していく難しい役どころをやってのけている。個人的には空の描写と音楽がとても好きである。衣装もかなり独特。
おもいきって性器関連描写の嵐といった感があるが、それも本作の大きなテーマである「人間の幸福とはなにか」の原初的なところに立ち返るものであろう。とはいえ万人にお勧めできる映像ではないな。 |
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邦題 | モリコーネ 映画が恋した音楽家 |
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監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
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製作年 | 2021 |
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製作国 | イタリア |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/96331/ |
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鑑賞日 | 2024/03/10 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | |
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上映形態 | 極上音響上映 |
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個人的評価 | ★★★★☆ |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
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コメント | ニューシネマパラダイスをはじめ、数々の映画でいつの間にかみんな聞いているモリコーネ。映画音楽といえば短く強烈な主題を利用するのが一般的で、その手法の帝王がジョンウイリアムスだと思うが、モリコーネは強烈なメロディーよりも曲トータルのうねりで映画全体の雰囲気と一体化してくる、さらに映像だけではなかなか気づけないような部分を提示してくれる面白さがある。映像に合わせるというのでもなく、しかし奇をてらって外すというのとも異なり、音で監督に影響を与え共に映画を作り上げるという趣がある。
オーケストラサウンドのイメージがある人だが、TVやポップス向けのおもしろサウンドを駆使したり、実験的な音楽を大胆に採用したり、物静かだが探求心と完成の塊といったまさに天才的音楽家である。しかし彼の手法は本人の感性と一体化しているところもあるので、なかなか後世に引き継げないのではないか。
取りあえず荒野の用心棒は見たくなってきた。本人はゴミ扱いしてたけど。 |
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邦題 | 海の上のピアニスト |
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監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
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製作年 | 1999 |
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製作国 | イタリア、アメリカ |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/1793/ |
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鑑賞日 | 2024/03/16 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | 4Kデジタル修復版 |
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上映形態 | 極上音響上映 |
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個人的評価 | ★★★★★ |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
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コメント | 上映当時以来の鑑賞。数えてみたら当時まだ小学生じゃねーか。でもすごく印象的で感動したのを覚えている。改めて見てみるとイタリアらしい夢のある美しさに満ち溢れた素敵映画だ。イントロの海に映る自由の女神、好きな人に好きといえないままの別れ際など、トルナトーレ監督らしいすばらしさも存分。ヒロインもこの世のものとは思えないくらいの愛らしい美しさだ。今まで見たヒロインの登場シーンで一番好きかもしれない。そしてその時の演奏のすばらしさ。特にイントロのアルペジオの固く迫ってくるようなドラマチックさ加減が最高だ。全編を通してモリコーネのアイデアと理解も満ち溢れており、ストーリーが少し弱いのを十分に補っている。立川で見れてよかったな。 |
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邦題 | デューン 砂の惑星 PART2 |
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監督 | ドゥニ・ビルヌーブ |
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製作年 | 2024 |
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製作国 | アメリカ |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/96015/ |
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鑑賞日 | 2024/03/20 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | |
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上映形態 | |
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個人的評価 | ★★★★★ |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
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コメント | 1作目はいろいろと微妙な評価だったし心配してたけど面白いじゃねえか2作目。前作に引き続き画面は暗いし音楽もかなりハードコアだけど、ストーリー展開は盛りだくさんだしあらゆる点で見ごたえ十分。原作のよさももちろん、それをできるだけ純粋な形で生かそうという監督の真摯な姿勢も受け取れる。これロードオブザリングに並ぶくらいの名作になる可能性あるで。まあこれなら3作目の予算は余裕でしょ。相変わらずティモシーシャラメはイケメンだし、かあちゃんは強すぎだし。しかしハルコンネン一族がこんなにキレイに片付くとはなあ。これで終わったとは思えないんだけどどうなんだ。とにかく楽しみにしてるよ。あとシネマシティはこれで極爆じゃないってのが信じられない、どうなってんの。 |
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邦題 | 荒野の用心棒 |
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監督 | セルジオ・レオーネ |
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製作年 | 1964 |
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製作国 | イタリア、スペイン、西ドイツ |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/44396/ |
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鑑賞日 | 2024/03/22 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | 4K |
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上映形態 | |
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個人的評価 | ★★★★☆ |
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おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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コメント | はじめてのマカロニウエスタン。クリントイーストウッドはカッコよすぎだ。全体的にまあまあな低予算感がある中、イタリア独特の空気感でうまくキマッている。モリコーネの音楽も機知に富んでいて準B級映画に最適。
ストーリーはどう見ても二番煎じで、当然黒澤に全く及んでいないが、なかなか悪くない。 |
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邦題 | ロスト・ワールド ジュラシック・パーク |
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監督 | スティーブン・スピルバーグ |
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製作年 | 1997 |
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製作国 | アメリカ |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/51009/ |
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鑑賞日 | 2024/03/22 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | |
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上映形態 | 極上音響上映 |
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個人的評価 | ★★★★☆ |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
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コメント | 実は1作目しか見たことなかったので楽しみにしていたが、やはり全体的には前作のほうが完成していて面白い。なんとか前作を超えようという気概はよく感じられるし、2作目あるあるの急落はしていないもののやはり比べるとね。スピルバーグ節が炸裂しており、また中盤以降最後まで怒涛の展開しかないというなかなか大変な作品。あと街中でTレックス歩き回るとどうしてもゴジラ感がでるわな、意識してるだろうけど。良くも悪くもハリウッド色が濃い作品。見て損はしないからおすすめはできる。全体的に画面が青い。 |
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邦題 | ジュラシック・パーク |
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監督 | スティーブン・スピルバーグ |
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製作年 | 1993 |
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製作国 | アメリカ |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/45490/ |
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鑑賞日 | 2024/03/31 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | 4K |
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上映形態 | 極上爆音上映 |
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個人的評価 | ★★★★☆ |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
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コメント | ううむやはりよくできている。CGは1作目から使っていたのだな。今見てみるとマルコム博士は微妙な位置にとどまっているが、2作目の構想は最初からあって、あえて出番を取っておいたのかなとちょっと考えてしまう。わかり易い悪人がわかりやすく死んでいくハリウッド的展開よ。フィルティペットのクレジットを見つけてニヤリである。 |
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邦題 | ジュラシック・パークIII |
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監督 | ジョー・ジョンストン |
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製作年 | 2001 |
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製作国 | アメリカ |
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映画.comリンク | https://eiga.com/movie/1462/ |
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鑑賞日 | 2024/03/31 |
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上映館 | 立川シネマシティ |
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バージョン | |
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上映形態 | 極上音響上映 |
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個人的評価 | ★★★★☆ |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
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コメント | 前2作から学んだ経験の集大成という感じ。設定はコンパクトに、スリリングなシーンは連続させる、恐竜は種類を豊富にする、画面を暗くしすぎない、CGの違和感を減らすたため動きを素早くする、2時間越えは長すぎるから短くするなど、このシリーズのコンセプトを最も効果的に生かすための最善手という感じ。さらに今まで以上の要素として空中と水中を舞台として活躍させている。トータルの出来栄えは素晴らしいが、良くも悪くもスピルバーグ節はかなり薄まり、ハリウッドの平均への回帰が少し感じられる。とはいえ上記の通りの秀作なので全く文句はないし、2作目よりもトータルの出来は良いと思う。タイル施工の技術をどこかのピンチで生かしてくれれば120点だったわ。 |
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