映画レビュー 2024/10

映画レビュー2024/10

邦題憐れみの3章
監督ヨルゴス・ランティモス
製作年2024
製作国アメリカ、イギリス
映画.comリンクhttps://eiga.com/movie/101506/
鑑賞日2024/10/18
上映館立川シネマシティ
バージョン
上映形態
個人的評価★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆
コメント名監督と名優たちによる奇妙に連結する小佳作の絡み合い。エマストーンもラ・ラ・ランドの時は素晴らしくキャッチーなかわいさだったのに、いつの間にかイギリス舞台俳優どもと肩を並べてやべえ演技目白押しのベテランに育ちつつある。ジェシープレモンスのどこにでもいそうでいない独特な異物感もすばらしい。これまで以上に即物的でリアルな破壊描写が強めの味付けだが良作に違いない。3時間近くアクションもほぼないが長さはあまり感じない。


邦題ランボー
監督テッド・コッチェフ
製作年1982
製作国アメリカ
映画.comリンクhttps://eiga.com/movie/50609/
鑑賞日2024/10/28
上映館立川シネマシティ
バージョン4Kレストア版
上映形態極上爆音上映
個人的評価★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆
コメントアメリカ人が好きそうな絶妙な低予算ハリウッド映画って感じ。かつての上官だけがわかる世界ってのと、終わっていない!のセリフがやりたかっただけやろ感は正直否めない。そこにいたるまでがただのとんでもねえ乱暴者感がすごいのだ、ランボーなだけに。いやーでもこれが売れるのがアメリカだよな、ある意味ツボを押さえているというか。じわじわ来るものがあるのだろうな。


邦題シビル・ウォー アメリカ最後の日
監督アレックス・ガーランド
製作年2024
製作国アメリカ
映画.comリンクhttps://eiga.com/movie/101614/
鑑賞日2024/10/28
上映館立川シネマシティ
バージョン
上映形態極上音響上映
個人的評価★★★★☆
おすすめ度★★★★☆
コメント近代的な戦争をリアルに描き出した佳作。銃声は非常に硬く重みがある。戦場特有の高揚感があるというか、最後のホワイトハウス突撃のシーンなど残虐さの極みだが、なぜか自然に見ることができる。冷めた目線の臨場感といった独特の没入感が評価できる。キャスティングも素晴らしい。一口に戦争映画といっても実にさまざまである。