AE86改試乗

AE86改 試乗記録

ついにとうふ屋の車に乗りました。といってもかなりいじられているようで、ノーマルのハチロクの良さはあまり感じられないかも、と思いつつ乗りましたがまさにその通りでした。しかし乗ってみると改造ポイントって割とはっきりわかるもんですね。楽しかったけど相当しんどいのでもう乗ることはないかも。

↑男の子ってこういうのが好きなんでしょ?(すきです

残念ながら雨降ってたので写真がありません。写真のためにもっかい乗ってもいいな。
この構図で撮りたかったんですけどね。

よかったところ

車種固有の問題

個体固有の問題

その他

全体的に「基礎的な構造の車」ってのがダイレクトに感じられる。現代の車は運転する人間のために扱いやすく作られているけど、ハチロクはまず機械の塊があって、オメーはこれを操作できるんか、できるならやってみなという感じがある。ドライバーより車が優先なのだ。

ハチロクは乗り方を教えてくれる車と評価されることが多いけど、それはつまり走る止まる曲がるの機能をまず優先して作り、ほぼそれがそのままドライバーに投げ出された状態にあるということだと思う。そしてボディがかたく軽量で小さいので、各機構がどこでどう働いているかが音や振動でリアルタイムに、明確に伝わってくる。 以前乗ったMR-Sは、足先操作のダイレクト感は残しつつ、力強くも快適な、統一感のある、いかにもトヨタらしい状態に仕上がっていたが、この車はそれとはまったく異なる。ハチロクは全体の、製品としての統一感はそこまであるわけじゃなく、パーツがそれぞれ声を上げて状態を教えてくれる感じ。

とにかく疲れちゃうし、決して気軽に乗り出せる車ではないけれど、乗りながら少しずつ機械に体をなじませていくことでどんどん楽しくなっていく車だと思う。まあともあれコイツに乗る前は準備運動が必要ですね。