2023年1月14日、人生初の東京オートサロンに参加した。場所は幕張メッセ。モーターショーはいちどいったことがあるがこちらは存在だけ知りつつも行ったことがなかった。今回MR-Sも購入したし、カスタム関係の基本情報を入れたい&単純に楽しそうという理由で参加してみた。
金曜の夜に仕事明け会社からバイクで現地直行、まず当然のごとくイオンシネマ幕張新都心に向かい、ガルパンを鑑賞して気持ちを高める。残念ながらULTIRAスクリーンではなかったが劇場で見られるだけ大感謝である。ちなみにすでに幕張周辺は交通規制が敷かれており、やはりバイクでよかったなと再確認する。
この日は習志野の温泉付きカプセルホテルに宿泊。ナトリウム塩化物強塩泉という意外にも強めの湯を楽しみつつ、超久々に漫画が大量にある施設だったのでハンタ蟻編をまた最初から読み進める(私はハンタは温泉施設でしか読まないという制約と誓約を自分にかけている)。翌日朝までに何とか4冊読み切ったが、次回までにまた忘れそうで結局意味ないパータン。GI編のときも苦労したが蟻編はもっと厳しいだろう。もう何年もこれを繰り返しているのでそろそろ読み切ってしまいたいところ。地元にもいい感じの温泉施設あるから通おうかなあ。
当日は9時開幕だが当然死ぬほど人がいるだろうということで9時半くらいにぬるりとチェックアウトしてとりあえずイオンにバイクを停めてのんびり歩く。小雨で寒い。腹が減っているうえに、思いがけず今日だけ使えるクーポン4000円が千葉県から支給されてしまったのでイオンに入っている高級喫茶店で優雅にツナサンド&マダガスカルコーヒー朝食を堪能。遊んでる場合か。
イオンからメッセはほぼ隣なのだが、何しろ人が多い。この時点で10時過ぎているが、メッセの駐車場はもう満車である。やはり大正義バイク。というか駐車場の車も改造車多いのでこれ見て回るだけでも楽しそうである。
モーターショーと何より違うのは人の多さである。びっくりするくらい盛り上がっている。車との距離が近く、気軽に見て回れるのもいい。コンパニオンのおねーちゃんの数も多いし、織戸さんやノブさんも普通にそこらへんにいて、垣根の低さが際立つ。 メーカーも各社来ているが、それ以外の会社の業種バリエーションが広いのもポイントだろう。チューニング専門店、アフターパーツメーカー、施工業者、中古車販売店、自動車大学校…みんな方向性がバラバラで好きなようにやっているのもいい感じだ。パーツメーカーなんかは普段見ないようなエンジン内部のパーツを紹介してくれて、構造の勉強にもなった。
一応会場ごとに大きな区分で分けられていて、「走り系」「ドレスアップ」「ゴージャス」「アウトドア」という感じであった。超高級車とかわたしは普段そんなに興味ないけど、当たり前のようにフェラーリとかロールスロイスがゴロゴロ並んでいるとやっぱり面白い。NSXもいっぱいあったが、生産台数の少なさを考えると全世界のNSXの数パーセントがここにあるのではないかというくらいだ。あとフォーミュラ車やラリーカーも見られる。外にはジムカーナ会場もあって、ドリ車がブイブイいわせている。
車種としては新型Zとジムニーが目立つ。ハイエースやランクルはわかるが、われらがプロボックスが3台もあったのは意外だった。まあお手軽に買えていろいろいじれる車としてポテンシャルは絶対高いんだよ、みんな気づくのが遅いぜ。
しかしとにかくどこに行っても混雑しているのでなかなか疲れてしまう。食事も場内ではほぼ無理感があるので、持ち込み推奨だ。ちなみに私はいちど外に出てイオンにいきました。
会場はなかなかの広さがあるが、19時までやっているので午前から来ればまあ軽く全部見て回ることはできる。細かいところまで見ていると終わらないが、出展者はみんな尖りの方向性がぜんぜん違うので、とりあえずバッと見て感覚的に合いそうなところだけ攻めるという見方のほうが疲れすぎずに楽しめそうだ。
結局会場を出たのは18時半ごろ、できればまたガルパン見るかと思っていたがさすがにその体力はなく、再び朝と同じ喫茶店でパフェとコロンビアコーヒーを攻めて、さらに会社に寄って仕事をしてダラダラ帰るという、楽しみつつもハードスケジュールをこなしてやった。時間が足りないということもなく結構満足度高く楽しめた。
しかし人が多いのはやっぱり自分はダメだなあ。雰囲気としてはモーターショーのほうが個人的には好き。ゆっくりじっくり見たい。あと車では絶対来ないほうがいいです。バイクか京葉線推奨。
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