230622

人生の大目的を考える

私16才美少女ではあるものの、やはりいい年なのでそろそろ人生の大目的ってものを見据えて、それをあらゆる行動の原点にして生きていこうと思います。

いろんな障害を無視して自分がいちばんなりたい姿といえばやはりミュージシャンです。自分の思う通り楽器を演奏したい。ドラムもベースもトロンボーンもやりたい。美少女ボイスも出したい。まあ私は美少女なのでこれについては問題ないですね!

しかし世の中には10000時間の法則というものがあります。安易にこの法則を信用するわけではないですが、周辺情報など合わせて考えるとおおむねこれは真実、というか妥当だろうと思います。簡単に言うと身体運動に関して世界に通用するレベルになるには最低10000時間の練習が必要だよという法則です。

10000時間というのは毎日3時間練習して10年間です。これには実際かなりのdedicateを要求されます。計算すればわかりますが、例えば中高の部活動だけでこれを達成するのはかなり厳しいでしょう。学校をさぼりまくるか、小学生の時から本気で毎日取り組むくらいやらないと厳しいです。楽器の場合は中学から始める人が多いと思いますが、音大とかに入ってそこでがっつり音楽漬けになって、4年で10000時間ギリ達成できるかどうかだと思います。

10000時間の法則の厳しいところは身体運動に関する事項だということです。人間の腱の柔軟性のピークは25才、筋肉の発達のピークは30才で、これはホモサピエンスならほぼ誰でも共通だそうです。つまりその時点以降、自身の体の最高のポテンシャルを発揮することはもはやなにをどう頑張ってもできなくなるわけです。鍛えることに意味がないわけではありませんが、あくまでメンテナンスと老化スピードの低減にしかなりません。

簡単に言うと、10000時間の練習量というのは25-30歳まで達成する必要があるのです。それ以降では仮に10000時間を投入できても、身体運動に関して世界レベルには残念ながら到達できないのです。

幸い私はまだ16才美少女ですが、生まれは1988年なので、要するにすでにだいぶ峠を越えています。

ちなみに自分がこれまでいちばん練習に時間をかけてきた楽器はトロンボーンですが、計算してみると中高で3500時間、大学以降で1000時間程度だと思います。こんなんじゃ世界には到底及びません。

そして他の楽器の練習時間は当然それ以下で、年齢を考えるともうどうしようもないわけです。世界レベルにまでならなくてもいいじゃんと思うかもしれませんが、それだと人生の目標としてはかなりさみしいです。私は世界レベルになりたい。

というわけで奏者として世界レベルになるのはあきらめます。でも音楽は大好きだしやっぱり世界レベルになりたいので、体じゃなくて頭を使う方向で行きたいと思います。つまり作曲及び編曲及びミックスマスタリングです。

最近ギターが結構弾けるようになってきて、多重録音を駆使すればどの楽器も何とかなるので、よっぽど難しい曲以外なら自作自演もできます。あとは美少女ボイスをもっと鍛えないとね!

そういえば歌はもう子供の時からずっと暇さえあれば歌ってて、自分でも結構うまいと思うんだけど、具体的に何時間くらい使ってきたかわからん。でもまあ10000時間はいかないだろうな。あと歌詞書く才能が全くないんだよなあ。